2014年7月21日月曜日

不潔恐怖と洗浄強迫(強迫性障害)7-症状編

不潔恐怖と洗浄強迫(強迫性障害)6-症状編
で説明したように、自分の体まで汚く感じてしまっていたので、
お風呂に入る時にも、とても大変でした。

自分の体を洗う時にも洗浄強迫の症状が出てしまっていたので、
体を洗うだけでも1時間ほど洗っていたように記憶しています。
どれだけ体を洗っても綺麗になったように感じられないので、
何度も何度も体中をこすっていたのです。

体を洗った後に石鹸を流すわけですが、
今度は石鹸が全て綺麗に流れたのかが不安になり、
何度も何度も体をお湯で流していました。
当時の私の家にはシャワーがなかったものですから、
浴槽のお湯で石鹸を流していましたが、お湯がほとんどなくなるくらいでした。

その後、お湯を沸かしつつ、今度は頭を洗います。
私はどういうわけか、頭が極度に汚れているという、
強迫観念に苛まれていたので、頭は過剰に洗っていました。
1時間半ほど、洗い続けていたことと思います。
1時間半ほど洗い続けていると、腕も手もすっかり疲れ果てますし、
頭皮も痛くなってきますが、それでも洗い続けていたのです。

当然、シャンプーを流す時にも、シャンプーをちゃんと落とせたのかと、
酷く不安になるために、お湯を何度も何度も頭にかけては、
必死に洗い流していました。
そのようにして体と頭を洗ってようやくお風呂から出られるのですが、
結局、毎回2時間から3時間はかかっていたようです。
毎日、このように入浴していたので、次第に神経がすり減っていきます。

しかも、これだけ必死に洗ったとしても、
やはり自分の体は汚いとしか感じられないのです。
ですので、お風呂から出た後も自分の体に手が触れようものなら、
やはりすぐに手を洗う必要がありましたので、
とても苦しい日々を送っていました。




不潔恐怖と洗浄強迫(強迫性障害)1-症状編

不潔恐怖と洗浄強迫(強迫性障害)2-症状編

不潔恐怖と洗浄強迫(強迫性障害)3-症状編

不潔恐怖と洗浄強迫(強迫性障害)4-症状編

不潔恐怖と洗浄強迫(強迫性障害)5-症状編

不潔恐怖と洗浄強迫(強迫性障害)6-症状編

不潔恐怖と洗浄強迫(強迫性障害)8-症状編





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