私の不潔恐怖と洗浄強迫については症状編で説明した通りです。
私の場合、不潔恐怖という症状があり、
自分が不潔だと思い込んでいる物に触れた場合、
その物に触れた自分の体がとても汚く感じてしまいました。
その汚れを落とすために、洗浄強迫が始まります。
不潔恐怖の症状が出る物は、
実際に明らかに汚い物もあれば、そうではない物もありました。
たとえば便器などのように汚い物に対しては、
当然、極度にそれを恐れて避けていたわけですが、
そうした明らかに汚い物ではない、ただの床や畳、
ドアノブやリモコンなどまでも恐れて避けていたのです。
どのようにして、不潔恐怖と洗浄強迫を治すべきかと、
考えていた私は、明らかに汚い物については置いておき、
汚くないのに汚いと感じてしまっている物について、
なんとか触れるようにならないかと考えるようになりました。
なぜ、汚くないものが汚く感じるのでしょう。
どれだけ考えても答えは見出せませんでした。
一般的にも理屈でも、明らかに汚くない物なのに、
特に理由がないのに、どうしても汚いとしか思えなくなっていたのです。
それでずっと悩んでいた時に、気付いたのです。
何の理由もないのに、汚いとしか思えないというのは、
おかしいことなのではないかと。
これは汚いとしか思えなくなっているという、
ただの自分の思いこみであるのだから、
この汚いという思い込みを汚くないという思いに、
変えることが出来れば、昔のように触れるのではないかと、
考えるようになっていったのです。
・不潔恐怖と洗浄強迫(強迫性障害)2-治療編
・不潔恐怖と洗浄強迫(強迫性障害)3-治療編
・不潔恐怖と洗浄強迫(強迫性障害)4-治療編
・不潔恐怖と洗浄強迫(強迫性障害)5-治療編
・不潔恐怖と洗浄強迫(強迫性障害)6-治療編
・不潔恐怖と洗浄強迫(強迫性障害)7-治療編
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