2014年1月8日水曜日

ガスと玄関の確認強迫3-確認強迫(強迫性障害)2-治療編

ガスと玄関の確認強迫2-確認強迫(強迫性障害)2-治療編
では、僕がガスの元栓に関する強迫観念と確認強迫を、
克服した方法を説明しました。
その方法を書いていて感じたのです。当時は高校生だったので、
子供が考えることですから、やり方が面倒くさいと感じたのです。
今、改めて考えると、もう少し、精神的な負担が少ないやり方が、
思い付きましたので、今回はそれを説明していくことにします。

基本的には前回書いたように、
ガスの元栓を締めた後、締まっているかどうかを1度だけ確認します。
この後、よくよく考えたら、別に台所にずっといなくても、
特に問題がないことに気付きましたよ。

ずっと台所にいると、その間、強力な強迫観念と、
一対一で直面しなければなりませんが、
それに耐えるのはかなり骨が折れることですよね。
大抵、強迫観念に負けてしまい、ガスの元栓の確認強迫が始まることでしょう。
ですので、台所ではなく、自分の部屋で何かをしているのが一番です。

自分の部屋にいても、当然、強烈な強迫観念に苛まれますが、
自分の部屋の中でしたら、遊びでも勉強でもなんでも、
やれることがいっぱいありますよね。
強迫観念は時間の経過とともに、弱まっていくようになっていますので、
時間を経過させさえすればよいのです。

ですので、まずは強迫観念で頭の中がいっぱいになっていても、
強迫観念を消そうなどというように、強迫観念に対抗しようとはせず、
強迫観念が頭の中に存在していても、その存在を受け入れます。
受け入れた上で、頭の中に勝手に浮かび上がり続ける強迫観念を、
何も手を加えずに、ほったらかしにしておくのです。

そうした上で、比較的単純で簡単で、なおかつ中毒性のある、
たとえば、テトリスとかぷよぷよとか、サッカーなどのスポーツ物とかの、
ゲームで遊んでみたりするのです。
ゲームじゃなければ、強迫観念がない時に、いつも夢中になって、
読んでしまう本があったら、そうした本を読むのもよいでしょう。

なんなら、友達や恋人を家に呼んで、自分の部屋で、
友達や恋人とあれこれ話をしたり、一緒に遊んでいてもいいと思います。
とにもかくにも、ガスの元栓を1度確認したら、
趣味でも友達でも、なんでもいいので助けてもらって、
強迫観念が頭の中に浮かび続けていたとしても、それはそのままにしつつ、
時間を経過させたならば、それで強迫観念はおさまります。

そのようにして強迫観念がおさまる経験を何度も積み重ねれば、
ガスの元栓に関する強迫観念は、その後は出てこなくなります。
僕の場合、この20年ほど、ガスの元栓に関する強迫観念は、
一切出ないようになりました。このように治りますので、
気が向いたら、チャレンジしてみてくださいね(^-^)




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