1992年、僕が17歳の頃、スーパーファミコン用ソフトである、
「ドラゴンクエスト5」が発売されました。
ドラクエシリーズはそれまで全て遊んでいた僕ですので、
当然のごとく、ドラクエ5を購入し、遊び始めたのです。
ドラクエ5はとても素晴らしいゲームでした。
ストーリーもゲームシステムも、モンスターを仲間に出来るのも、
とてもよく出来ていて、非常に面白かったです。
ドラクエシリーズには、4からだったでしょうか?
最近の作品でも登場している、ちいさなメダルというものがあります。
ちいさなメダルは宝箱やツボやタンスの中などに隠されていて、
そこを調べると、獲得することが出来ます。
ちいさなメダルを集めて、メダル王に会いに行くと、
メダルの数に応じて、非売品の武器などと交換してもらえるので、
僕もメダルを夢中になって集めたものです。
メダルがあるのは、そうした宝箱などばかりだと思っていたのですが、
ゲームが終盤にさしかかる頃、たまたま塔のあるところを調べたのです。
そしたら、メダルを発見しました。それまで、宝箱などにしか、
入っていないと思っていたメダルが、なんと宝箱などがない、
ただの地べたに落ちていたのです!
その時、僕は思ってしまったのです。
「ちょっと待てよ? こんなところにメダルがあるのなら、
他の地べたにもメダルが落ちているに違いない!」と。
そう思ったが最後、強迫性障害全盛期のこの僕は、
小さなメダルが落ちていないかを必死で探し始めたのです。
一歩歩くごとに調べ、また一歩歩くごとに調べます。
塔の中を一歩ずつ調べ、ダンジョンの中も一歩ずつ調べます。
当然、街や村の中も城の中も、歩けるところは全て調べますよ!
ゲームで楽しく遊んでいたのが、くだらないきっかけで、
強迫観念が頭の中で大爆発して、確認強迫で大変なことに。
精神的な疲労が極度に達しつつも、なんとか全ての塔などのダンジョン、
街や城などを調べつくし、もうこれで大丈夫だと思った時に気付いたのです。
「まだ街の外のフィールドは全然調べてないじゃないか!」と。
強迫性障害の僕ですから、当然、そこから確認強迫スタートですよ!
フィールドは広いですよ。とても広いのです。
なんせ、ドラクエ5における世界地図ですからね。街や城の比ではありません。
その世界地図を一歩歩いては調べ、また一歩歩いては調べていきます。
いつ終わるのか分からない作業ですが、強迫観念が酷くて、
くだらないことと思っているのに、やめたくてもやめられないのです。
来る日も来る日も調べ続け、精神的にどうにかなってしまったのでしょう。
確認強迫をどこまでやって、どのようにゲームをクリアして、
どのように確認強迫が終わったのか、今では全く思い出せません(笑)。
ただ、どうにかして、確認強迫はやめたのでしょう。
というのも、その数年後のドラクエ6の時は普通に遊べていましたからね。
どのように治したのかは記憶にないのですが、
いい機会ですので、もし今後の僕がドラクエシリーズで遊んだ時、
再びちいさなメダルの強迫観念と確認強迫が発生した場合に、
いかにして治そうと考えているのかを、治療編で説明していくことにします。
・ドラクエ5の確認強迫-確認強迫(強迫性障害)3-治療編
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