2014年1月29日水曜日

新聞配達の確認強迫4-確認強迫(強迫性障害)5-治療編

新聞配達の確認強迫3-確認強迫(強迫性障害)5-治療編
で書いたように、完璧主義、社交不安障害、生活の困窮が、
確認強迫をを生み出す、強い不安の源泉であることを知ったので、
それを治すことにしました。

ここで、それらを治す過程を書きますと、
強迫性障害の話が出来るのが、数年後になりそうですので、
それらについては、またいずれ説明するとして、
ここでは、治したその後の確認強迫の治し方について説明します。

完璧主義、社交不安障害、生活の困窮が、
ほぼ改善されても、それまでの習慣はなかなか変わらないもので、
その後も、確認強迫が続いていました。
ただ、改善する以前とは違って、自分の確認強迫が、
過剰なものであると、認識することが出来るようにはなっていました。

自分の確認強迫が不条理なもので、確認が過剰であると、
しっかりと確信を持てるようになったら、確認強迫の治し時です。
完璧主義、社交不安障害、生活の困窮がある程度改善されたので、
以前よりは強迫観念が生み出す、異常なほどに強い不安は、
感じなくなったので、今なら治せるということで治療に挑戦しました。

これまでも書いてきたように、確認強迫の治し方は、
強迫観念が頭の中に発生したら、強迫観念の不条理なところ、
非論理的なことを自覚することから始まります。

自覚した上で、強迫観念が発生しても、その強迫観念は、
そのまま放置しつつ、確認強迫をしないことを、
何度か続けていれば、次第に確認強迫をしなくても、
強迫観念が時間の経過とともに、徐々に弱まっていき、
ついには発生しなくなるのです。

「間違えて配達することで、お客様にご迷惑をかけていないか」
「その結果、購読を止められて、自分の給料が下がるのでは?」

という、二つの強迫観念と、それが生み出す不安を感じつつも、
確認強迫をせず、確認は1度だけにして、新聞をポストに入れます。
確認を1度だけして、ポストの前から去り、次の家に向かうのです。
すると、当然、強迫観念が頭に思い浮かびます。

次回では、確認を1度だけにして、強迫観念が頭に渦巻いた時、
どのようにすれば、やりすごせるのか。その具体的な方法を、
説明することにします。




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